
メルカリの商品プロモーションは、出品した商品を検索結果の上位などに表示し、購入者の目に触れる機会を増やすための機能です。
有名ブランド品でも、商品プロモーションが有効なケースはあります。ただし、ブランド品だから何でも使えばよいわけではありません。
メルカリの商品プロモーションは、すでに検索されやすい定番商品よりも、需要はあるのに検索結果で埋もれている商品に使う方が判断しやすい施策です。

メルカリ公式ヘルプでは、商品プロモーションを設定すると、検索結果の上位、ホーム画面、商品詳細画面のおすすめ欄などに表示され、購入者の目に触れる機会を増やせると説明されています。
利用料は、プロモーション期間中に商品が購入された場合に販売価格の5%です。効果は「プロモーション効果」の画面で、表示回数の推移として確認できます。
大事なのは、商品プロモーションは「売れることを保証する機能」ではなく、「見られる機会を増やす機能」だという点です。見られた後に売れるかどうかは、価格、写真、説明文、状態、信頼感に左右されます。
メルカリでブランドバッグを見ていると、認知度の高い定番商品には商品プロモーションが使われていないケースもあります。
これは不自然なことではありません。たとえばルイ・ヴィトンのネヴァーフル、スピーディ、アルマのような認知度が高いモデルは、購入者が最初から商品名やライン名で探していることが多いため、商品自体に検索される力があります。
このような定番商品では、プロモーションをかける前に、まず商品ページの完成度を確認する方が大切です。
特にブランド品では、偽物や正規品と確証のない商品の出品は禁止されています。プロモーション以前に、購入者が安心して検討できる情報を整えることが重要です。
商品プロモーションに向いているのは、人気ブランドでありながら、商品名だけでは探されにくい在庫です。
たとえば、次のような商品は検討対象になります。
こうした商品は、需要がないのではなく、見つけてもらえていないだけの可能性があります。商品プロモーションは、そうした商品を購入候補者の目に入れるために使うと相性がよくなります。
商品プロモーションは露出を増やす機能なので、見られても売れにくい状態の商品に使うと費用対効果が悪くなります。
特に、すでに閲覧数が多いのに売れていない商品は注意が必要です。問題は露出ではなく、価格、状態、写真、説明文、信頼感のどこかにあるかもしれません。この状態でプロモーションを使っても、さらに見られるだけで購入につながらないことがあります。
メルカリでは、取引完了時に販売価格の10%が通常の販売手数料として差し引かれます。商品プロモーションを使った商品がプロモーション期間中に購入された場合は、さらに販売価格の5%がプロモーション利用料として差し引かれます。
たとえば販売価格が80,000円の商品なら、商品プロモーション利用料は4,000円です。通常の販売手数料8,000円とは別に、この4,000円分を見ておく必要があります。
4,000円を払っても利益が残るのか。4,000円分値下げした方が早く売れないか。上位表示で高めの価格を維持できる可能性があるか。この3つを比べてから使うと、感覚ではなく数字で判断できます。
商品プロモーション後に見るべきなのは、売れたかどうかだけではありません。次の3つを確認しましょう。
閲覧数が増えて、いいねやコメントも増えたなら、商品自体には関心があります。あとは価格調整や説明文の改善で売れる可能性があります。
閲覧数は増えたのに反応がない場合は、写真、価格、状態説明の見直しが必要です。閲覧数自体があまり増えない場合は、その商品がプロモーション枠でも刺さりにくい条件だった可能性があります。
この場合は、プロモーションよりも価格調整や写真改善を優先します。
この場合は、プロモーションで露出を増やす価値があります。
この場合は、先に商品ページを直すべきです。
商品プロモーションは、何度でも気軽に試せる機能ではありません。公式ヘルプでは、プロモーション期間は40日間以内で、商品が売れたとき、商品を削除したとき、40日間が経過したときなどに終了すると案内されています。
また、一度開始した商品プロモーションは、出品を一時停止した場合を除き停止できません。過去に商品プロモーションを設定した商品には、再度設定できない点にも注意が必要です。
そのため、なんとなく使うのではなく、どの商品に使うかを選んでから設定しましょう。

商品プロモーションを使うかどうかは、閲覧数や反応を見ながら判断する方が安定します。
ねこのてのアナリティクス機能を使うと、商品ごとの閲覧数を確認しながら、価格調整や商品整理の判断材料にできます。プロモーションに向いている商品と、先にページ改善すべき商品を分けたい場合にも役立ちます。
閲覧数や反応を見て、値下げ、商品整理、プロモーションの判断を分けたい場合は、ねこのての機能も確認してみてください。
メルカリの商品プロモーションは、有名ブランド品にも使える機能です。ただし、定番モデルにむやみに使えばよいわけではありません。
モノグラムの定番バッグのように、すでに検索されやすい商品は、プロモーションなしでも見られる可能性があります。その場合は、価格、写真、状態説明、信頼感を整える方が先です。
一方で、ライン名が知られていない商品、廃盤モデル、色や素材が特殊な商品、出品から時間が経っている商品は、商品プロモーションで見つけてもらう価値があります。
商品プロモーションは、売れない商品を無理やり売る機能ではありません。見られれば売れる可能性がある商品を、見つけてもらいやすくする機能です。
プロモーションを使うべきなのは、人気がない商品ではなく、人気ブランドなのに検索で埋もれている商品です。