
メルカリで出品していると、いいねは10件、20件と増えているのに、なかなか購入されないことがあります。
出品者からすると、いいねばかり増える状態は不安です。値下げ待ちされているだけなのか、冷やかしなのか、この商品はもう売れないのかと感じることもあります。
ただし、いいねが集まっていること自体は悪いことではありません。むしろ、商品に興味を持った人が集まっている状態です。
いいねばかりで売れない商品は、終わった商品ではありません。興味は持たれているのに、購入までのあと一押しが足りない商品として見直すべきです。
いいねが多い商品は、少なくとも購入候補者の目に止まっている商品です。本当に需要がなければ、そもそも閲覧もいいねも集まりにくいです。
つまり、いいねばかり増えて売れない商品は、「誰にも興味を持たれていない商品」ではなく、「興味は持たれているのに、購入の決め手が足りない商品」と考えられます。
メルカリ公式コラムでも、いいねは買い手が気になる商品を後から見返すための機能であり、出品者にとっては注目されている商品を把握できることや、値下げ・コメント時に通知が届くことがメリットとして紹介されています。
いいねが多いからといって必ず売れるわけではありません。しかし、購入につなげるための反応が集まっている状態ではあります。
いいねが多いのに売れない場合、商品にまったく需要がないというより、購入前の不安や迷いが残っている可能性があります。
このような商品は、露出不足というよりも購入決定率の問題です。さらに見られるようにする前に、買う理由と安心材料を増やす必要があります。
メルカリ物販では、いいねを単なる数字ではなく、見込み客の反応として考えると動き方が変わります。
たとえば、いいねが20件付いている商品があるとします。この商品は、20人前後のユーザーが「気になる」と思って保存している状態です。もちろん全員が買うわけではありませんが、値下げ、コメント、写真追加、説明文改善によって、その中の誰かが購入に動く可能性があります。
特に値下げやコメントは、いいねした人に知らせるきっかけになります。いいねが多い商品は、放置するのではなく、迷っている人に向けてアクションを取るべき商品です。

同じ商品、同じブランド、同じ状態の商品が、いくらで売り切れているかを確認します。いいねが多いのに売れない場合、商品には興味があるけれど「今の価格では買いたくない」と思われている可能性があります。
購入前の不安を減らすために、角スレ、持ち手、内側、ファスナー、金具、付属品など、判断材料になる写真を追加します。古着ならタグ、採寸箇所、生地感、汚れや毛玉の状態も見せると判断しやすくなります。
「状態は良いです」だけでは弱いです。使用頻度、購入時期、保管状況、傷や汚れの有無、サイズ、付属品、発送方法まで書くと、購入者の不安を減らせます。
いいねが多い商品には、コメントで軽くアピールするのも有効です。「週末限定で少しお値下げしました」「写真を追加しましたので状態をご確認ください」のように、購入判断の材料を増やします。
値下げは、いいねしている人に購入のきっかけを作るために使います。感情的に大きく下げるのではなく、送料や手数料を引いても利益が残る範囲で調整しましょう。
いいねが多い商品に、いきなり商品プロモーションを使う必要はありません。いいねが多いということは、すでにある程度ユーザーの目に触れている可能性があるからです。
いいねも閲覧もあるのに売れない場合は、露出を増やすよりも、価格、写真、説明文、配送条件を見直した方が優先です。
一方で、いいねも閲覧数も少なく、相場内で商品ページも整っている場合は、露出不足の可能性があります。その場合は、利益に余裕がある商品に限って商品プロモーションを検討できます。
いいねが多い商品は、まず購入の決め手を作る。いいねも閲覧も少ない商品は、商品ページを整えたうえで露出を増やす施策を検討する。この順番で考えると判断しやすくなります。
商品プロモーションの費用対効果を見たい場合は、メルカリ商品プロモーションの効果は?使うべき商品と費用対効果の考え方も参考にしてください。
いいねが多いのに売れないと、商品を削除して再出品したくなることがあります。ただ、いいねが多い商品を消すということは、せっかく集まった購入候補者の反応を捨てることでもあります。
削除や再出品の前に、次の見直しを試しましょう。
これらを試しても反応が変わらない場合に、再出品や在庫整理を検討すると無駄が少なくなります。
いいねや閲覧数が増えている商品には、メルカリ上でHOTタグが付くこともあります。ただし、HOTタグが付いたから必ず売れるわけではありません。
HOTタグの見方や、出品者が確認すべきポイントは、メルカリのHOTタグとは?付く条件は公開されている?売れるサインか解説で詳しく解説しています。
いいねが多い商品は、なんとなく値下げするよりも、閲覧数や商品ごとの反応を見ながら優先順位を決めることが大切です。
ねこのてのアナリティクス機能を使うと、商品ごとの閲覧数を確認しながら、価格調整や商品整理の判断材料にできます。
いいねや閲覧数を見ながら、価格調整や商品ページ改善の優先順位をつけたい場合は、ねこのての機能も確認してみてください。
メルカリでいいねばかり増えて売れないと、不安になる人は多いです。しかし、いいねが多いこと自体は悪いことではありません。
いいねが多い商品は、少なくとも購入候補者が集まっている商品です。問題は、いいねが付いていることではなく、その反応を購入につなげる動きができていないことです。
価格が相場に合っているか、写真で状態が伝わっているか、説明文で不安を消せているか、値下げやコメントで購入のきっかけを作れているかを見直しましょう。
いいねばかりで売れない商品は、終わった商品ではなく、あと一押しが足りない商品です。